50代婚活はうまくいかない?50代婚活の現実と成功させるポイント

更新日:/公開日:2019年11月28日

50代婚活はうまくいかない?50代婚活の現実と成功させるポイント

夏目かをる
この記事の監修者
夏目かをる
コラムニスト、小説家

近年では人生の選択肢が増えたことや、「結婚=幸せ」という概念にとらわれない世代が増えてきています。その影響もあって平均初婚年齢(男性31.1歳、女性29.4歳)や生涯未婚率(男性23.4%、女性14.1%)が年々上がってきております。
内閣府の「50歳時の未婚割合の推移と将来推計」によると、2040年には男性の3人に1人、女性の5人に1人が50歳時に未婚になるという試算が出ています。

50歳時の未婚割合の推移と将来推計

参照元:少子化対策の現状 – 内閣府

50代で独り身の方の中には、結婚したくてもできなかった方や、50代まで仕事に打ち込むあまり、異性と出会う機会がなかった方、離婚を経験して結婚を諦めてしまった方など理由は様々ですが、50代になってからやっと仕事や生活などが落ち着き、自分の老後が見えてきたときにずっと独りでいることに焦りや寂しさを感じて、婚活をはじめる50代が多くなってきているといえるでしょう。

「結婚を考えた人はいたけどうまくいかず、結婚を諦めてしまった…」
「50代まで仕事一筋だったが、残りの人生を一緒に過ごせる人を見つけたい…」
「離婚して10数年、子供も独り立ちして、最近さみしさを感じる…」

年間2万人以上の50代の方がご結婚されていますが、うまく結婚相手が見つからないという理由で、婚活に疲れてしまって、否応なく独身を選択してしまうことも少なくないのです。
年齢が上がるにつれて婚活の難易度は上がってくるため、50代で婚活を成功させることは決して簡単なことではないのも事実です。

今回は、50代が婚活をするうえで実際に起きた失敗談から、婚活を成功するために押さえるべきポイント、50代におすすめの婚活方法についてお伝えしたいと思います。
一度きりの人生に悔いを残さないよう、「為せば成る、為さねば成らぬ何事も」の精神で、行動を起こしましょう!

【男女別】50代での婚姻件数(初婚・再婚)

2018年に厚生労働省が公開した2017年人口動態調査「結婚生活に入ったときの年齢別にみた年次別婚姻件数」によると、50代の婚姻件数は男性16,805件、女性10,225件と、男女ともに年間1万人以上の方が結婚されております。

男性の50~54歳での初婚は3,096人、再婚が7,472人。
55~59歳になると初婚が1,242人、再婚は4,995人となっており、「再婚」の件数が「初婚」に比べて2~4倍程度多いことがわかります。

結婚年齢別初婚再婚割合

男性の50代で目立つ傾向は、会社では管理職の立場にいて年収600万円~800万円以上の方も多いということです。
そんな方が婚活イベントに参加したら、20代や30代の男性と比べて包容力や理解力、経済力、安定感に魅力を感じる女性からのアプローチは、少なからずあるのではないでしょうか。

一方女性の場合は、50~54歳での初婚は1,263人、再婚は5,536人。
55~59歳女性では初婚が409人、再婚は3,017人でした。
合計では男性と比べて約6,600人少なく、また初婚の割合もかなり低いことから男性よりさらに厳しくなることがお分かりいただけるかと思います。

しかし、ご安心ください。これはあくまでもデータから導いた結論です。
まずは、うまくいかない理由と成功させるポイント、50代の婚活方法を知って対策立てることによって、成功率は上がるはずです。
次のセクションから50代婚活の男女別失敗体験談と、成功させるポイントをご紹介いたします。

50代婚活の失敗体験談から読み解くうまくいかない理由

50代になってから「婚活をスタートしよう」といきなり行動し始めても、そう簡単にはいかないことも多いです。
50代がなぜ婚活に失敗してしまうのか。その失敗体験談と失敗する理由について詳しく解説いたします。

まずは50代の、男女それぞれの失敗体験談をみていきましょう。

男性の失敗体験談


再婚希望・55歳男性

実際に婚活アプリで結婚相手探しをスタートしたのですが、いいね!をくれるのは同世代か年上女性ばかり。これが現実なのか…。20代や30代の女性と出会いたいと思って登録したのに、まったくマッチングせずに退会しました。


結婚経験なし・52歳男性

婚活パーティーに参加したとき、手当たり次第に連絡先を聞きだそうと頑張っていたのですが、女性からすると“誰にでも声をかけているおじさん”と見られてしまったようで、冷たい視線を浴びてしまいました。自分ではまだ若いと思っていたけど、もうおじさん世代なんだな…と実感しました。

女性の失敗体験談


結婚経験なし・51歳女性

この年齢までひとりで仕事をバリバリこなし、それなりの役職に。収入も一般的な男性より多くもらっているし、自分のマンションも持っているし…。いざ婚活を初めてみたら、私より収入が低い男性ばかりで正直頼りなく見えてしまいます。しかも実家暮らしの男性も結構いて、とてもじゃないけど結婚相手として考えられず、婚活がまったく進みません。


再婚希望・53歳女性

前夫と死別してから、10年近く経つのでそろそろ同世代のパートナーを見つけたいと思い、婚活サイトに登録してみました。ところが、アプローチしてくるのは60代の男性ばかり。なかには70代までいて、戸惑っています。自分の親の介護もそろそろ考えなくちゃいけないのに、近々介護が必要になりそうな年齢の男性と再婚するなんて考えられません。

婚活を始める前に前提として知っておくべきことは、50代の男性と女性が結婚相手に求める条件には大きな違いがあるということです。

50代男性は「30代ぐらいのまだ子供が生める女性」を求めており、あわよくば20代を…なんて考えている男性もいらっしゃいます。
50代になっても、若い女性を求めるのが男の性(さが)というものでしょうか。
全ての50代男性がこのように考えているわけではありませんが、ほとんどの男性は「年下の女性と結婚(再婚)したい」というのが本音かもしれません

しかし、50代男性がいくら20代30代女性とマッチングしたいと考えていても、親子ほど年の離れた男性を好きになる女性は少ないのです。そのため若い人が使うマッチングアプリで頑張ったとしてもマッチングする可能性はかなり低いといえます。

一方、50代女性は自身で「子供がいない人生」を理解しているため、子供がいなくても価値観や趣味が合う人を求める傾向があるため、残りの人生を一緒に楽しく穏やか過ごせる人をと考えています。
「同年代か、あまり歳の離れていない60代前半の落ち着いた男性」を条件として婚活する人が多くみられます。

とはいえ、50代男性も集う婚活イベントに参加してみると、自分より若い30代後半から40代女性にお目当ての男性を取られてしまって、落胆することもありますね。

これらの失敗を踏まえて、自分が望んでいるパートナー像をしっかりと描きながら、相手を選ぶことが大切です。

50代婚活で成功するために押さえるべき5つのポイント

それでは、50代婚活で成功するために押さえておくべき「5つのポイント」をご紹介します。
これから婚活を始めようと思っている方も、婚活がうまくいかずに悩んでしまっている方もぜひチェックしてみてください。

バツイチ・再婚者・子持ちも候補に!

50代の婚活では、バツイチなどの離婚歴がある人、子持ちの相手などもターゲットとして許容範囲に含めて活動していきましょう。
というのは、50代の結婚は「再婚」がかなりの割合を占めていることが明らかとなっています。

そのため、離婚歴のない相手を探していても正直なかなか見つかりません。
自分自身が初婚の場合には、「できれば相手も初婚であってほしい」と願う人もいるかもしれませんが、本当に気の合うパートナーなら初婚だろうが再婚だろうが気にならないものです。

婚活のスタートで「お相手に求める条件」をガチガチに狭めてしまうと、出会いの幅も狭くなってしまいます。
50代の婚活を成功させたいのであれば、とにかく条件は広く設定することです。

焦る必要はありませんので、多くの人と交流しながら素敵なパートナーを見つけていくことをオススメします。

魅力的であるための努力を惜しまない

個人差がありますが、40代後半から50代にかけて、人によって見た目の若々しさや体型に大きな差が出てきてしまいます。
中年太りのお腹はもちろんのこと、白髪、ニオイなど「気を遣ってケアしていればクリアできる問題」をそのまま放置することは絶対に避けましょう。

適度な運動を取り入れて体型の崩れを見直し、白髪ケア、体臭ケアなども怠らないようにするべきです。

また、婚活をするうえで「清潔感」のある見た目は非常に重要です。
まずはご自身の全身を鏡でチェックする習慣をつけましょう。

髪の毛をしっかりとセットすることや、洋服にはきれいにアイロンがけをするなど、ちょっとした手間をかけるだけでお相手に与える印象はぐっとアップするはずです。

ただし、若作りやブランド物による全身コーディネート、過度な厚化粧は印象が良くありません。
50代に相応しい、ナチュラルな「落ち着いた大人の魅力」をまとうようにしてください。

年齢が近い異性との出会いを探す

50代の婚活でありがちなのが、お相手のプロフィールを見た瞬間に「この男性は、ハゲてるからパス!」「本当は20代の若い女の子がいいのに…」といったワガママ(本音?)で、相手をバッサリ切ってしまうことです。

しかし、これでは出会いのチャンスを自ら減らし、結婚を遠ざけてしまいます。
最近では、さまざまな婚活サービスがありますが、実際に若い人は「若い人同士」でカップリングするのが一般的です。
それが現実だということを、まずはしっかりと胸に刻んでおきましょう。

この先、「人生のパートナー」として同じ時を過ごしていくには、やはり価値観やフィーリングが合う同年代のお相手がベストです。

男性なら50代の女性もターゲットに入れて婚活していくべきです。
また、女性の場合には少しだけ年上の60代男性とも相性が良い傾向があります。
60代男性から見れば、50代の女性は「年下の可愛い女性」として扱ってくれることが多いため、「いつまでも女として見られたい」と思っている人には特におすすめです。

断られてもすぐに次にいこう

婚活を続けているなかでは、「お断り」されてしまうことも珍しくありません。
むしろ、婚活には当たり前のように付いてくる「オマケ」みたいなものだと捉えるようにしましょう。
断られてもすぐに次へ進むことが何よりも大事です。

もちろん、気に入ったお相手から断られてしまうと誰でもショックを受けるものですが、時間は有限です。
学生時代のように、失恋したからといって長期間メソメソしている暇などありません。
これから訪れるであろう「自分の素敵な未来」のために、大切に時間を使うべきです。

50代の婚活で大切なことは、切り替え上手になることです。
これまで積み重ねてきた「大人の経験」を活かして、スマートに婚活していきましょう。

相手を選ぶ際は見た目より「人間性」を重視

50代の婚活で相手を選ぶ際には、見た目よりも「人間性」を重視しましょう。
ある程度の年齢にもなれば、男性は髪が薄くなっていたり、女性もシワやたるみなどお肌の老化が目立ち始めます。
でも、それは当然のこと。

プロフィール写真や、出会った時の第一印象で「見た目はあまり好みじゃないな」と感じても、せっかく声をかけてくれる人がいれば一度ゆっくりお話をしてみることをオススメします。

会話をしているなかで、思わぬ一面に気がつくと「あれ?なんだか、この人と一緒にいると落ち着くな」「もっと色々な話をしてみたいな」なんて思うことも少なくありません。
ひとつひとつの出会いを大切にしながら、見た目だけではなくお相手の「内面」を知る努力を惜しまないようにしてください。

50代の方におすすめの婚活方法4選

50代の婚活方法は数多くありますが、「どれを選べばいいのか全然わからない…」という方に向けて、今回は特にオススメしたい3つの方法をお伝えしたいと思います。
ライフスタイルやご予算に合わせて、自身に合った婚活方法を選んでみてください。

結婚相談所(オーネットスーペリア)

オーネットスーペリア

オーネットスーペリアは、大手結婚相談所の楽天オーネットが運営する中高年向けの結婚相談所です。
入会できるのは、45歳以上の独身男女。独身証明書の提出が義務づけられているため、安心してパートナー探しをすることができます。

同世代と自然に出会うことができる楽しい企画やイベントが充実しているのも魅力です。
入会金は33,000(税込)、月会費は11,000(税込)と価格がリーズナブルなので、のんびりとした気持ちで継続しやすいといった点も大きなメリットでしょう。

ただし、オーネットスーペリアには、20代や30代の若い会員は在籍していません。
そのため、「どうしても若い女性と結婚したいんだ」という男性にはデメリットに感じられるかもしれません。

婚活パーティー

婚活パーティー

最近の婚活パーティーには、50代限定などの企画が増えてきています。
「婚活パーティーなんて、若い人が参加するところでしょ」と躊躇していた人でも参加しやすくなっているのが現状です。

IBJが企画運営する「PARTY☆PARTY」では、50代・60代だけのパーティーはもちろんのこと、40代を中心とした「36~53歳」が参加できるパーティーも数多く開催されているので、ちょっとだけ年下のお相手と出会いたいと考えている方も楽しめるはずです。

その他、「再婚応援婚活パーティー」や「幸せな再婚をしたい方向けのアットホームパーティー」などあらゆるタイプの企画が全国各地で行われています。
ぜひ、あなたにピッタリのパーティーを見つけて、気軽な気持ちで参加してみてはいかがでしょうか。

婚活バスツアー

婚活バスツアー

50代の婚活なら、「TKKトラベル」「ハピネスツアー」などが企画している最近話題のバスツアーもおすすめ。旅好きさんにはイチオシの婚活方法といえるでしょう。
旅行気分で楽しい時間を共有しながら、自然に異性と仲良くなれてしまうと評判です。

・「修善寺虹の郷・もみじライトアップと圧巻の富士の夕景『富士見テラス』&みかん狩り」
・「海賊船でゆったり芦ノ湖のクルーズを満喫&箱根彫刻の森美術館でドキドキ「ナイトミュージアム」の探検へ!」
など、ツアー内容も非常に魅力的なものが多く企画されています。

実際に婚活バスツアーに参加した人は、「カップリングできなくても、すごく楽しかった」「また絶対に参加したい」と口を揃えて話すほどです。

各社ホームページから、年齢や条件、場所を選択して検索すれば、簡単に申込みすることができるのも嬉しいポイントでしょう。
ちなみに、TKKトラベルのバスツアーでは、月間およそ100組のカップルを誕生させているというから驚き。
ぜひ、あなたもチェックしてみてください。

Meeting Terrace(朝日新聞社運営)

Meeting Terrace

朝日新聞社が運営する「Meeting Terrace」は、結婚相談所のような紹介型サービスや、マッチングアプリのようなWeb上のマッチングサービスとことなり、交流会を通じて自由な出会いを提供する新しいサービスです。

40歳以上のシングルの方のみが会員になることができ、入会時に独身証明書の提出が必須となっているため、安心してご利用いただけます。

ゴールを結婚と定めず、自由な交流会を通じて価値観の合うパートナーとの出会いをコンセプトとしています。

Meeting Terrace公式HPをみる

まとめ|中高年の婚活サービスを利用しよう

今回は、50代婚活事情と成功させるポイント、おすすめの婚活方法についてご紹介してきました。
今の時代では中高年の婚活サービスがどんどん充実しているため、使わない手はありません。

結婚相談所はもちろんのこと、婚活パーティーやバスツアーなどのイベントを活用して、ぜひあなたも素敵な「人生のパートナー」を見つけてください。

夏目かをる
夏目かをる

今どきの50代男性は「自立した女性」を望んでいる傾向が目立ちます。交際まで発展したものの、「専業主婦願望は困る。依存されそう」と断ったという男性も少なくありません。

もしパートなどの非正規雇用で働いていても「自分が食べていく分は自分で」という姿勢を示すと良いでしょう。また趣味やサークルなど、自分の居場所を持っている女性も好まれます。大人同士のパートナーとして、依存しない関係がベストです。

また50代の女性は、60代男性から申し込まれやすい傾向があります。ここで気をつけたのは、60歳あるいは65歳で定年を迎え、第二の人生を迎えるにあたって、パートナーがほしいという男性側の要望があることを知っておきましょう。年金暮らしではなく、仕事を続けている男性を希望するなら、予めはっきりと伝えておいたほうが良いでしょう。

監修者情報

夏目かをる

夏目かをる

コラムニスト、小説家、ライター。 秋田県出身。立教大大学文学部日本文学科卒業、出版社勤務の後に、フリーのライターや編集に。 2万人以上のワーキングウーマンの恋愛や婚活、結婚を取材、執筆。

婚活レコメンド編集部

本記事は婚活レコメンドを運営するつなぐマーケティング株式会社の編集部が企画・執筆を行っています。