幸せになりたい!シングルマザーが婚活で直面する不安と幸せを掴むヒント
対象:女性向け
前夫と離婚して数年…子供はまだ小さいけど、30代のうちに再婚したいと考えているシングルマザーは多いかと思います。
そんなシングルマザーたちの本音は次のようなものかもしれませんね。
「新しいパートナーを見つけて再スタートしたいけど、子供がいるから…」
「婚活してみたい気持ちはあるけど、バツイチでシングルマザーだし…」
「子供と生活するので時間もお金も余裕がない…」
このように婚活をはじめようと思っていても、まだ手のかかる子供の育児や仕事に追われて生活に余裕が持てない人や、前の結婚の失敗を引きずって前向きな気持ちになれなかったりなど、自分に自信が持てなくて立ち止まっているシングルマザーがとても多いのが現状といえます。すると次のような呟きが生じますね。
「もう少し余裕ができたら…」
「子供が大きくなったら…」
「いつかいい人が現れたら…」
もう少し余裕ができたら婚活しようと考えている方もいるかと思いますが、子供を1人で育てていくのと、新しいパートナーと2人で育てていくのでは、子供の教育環境にも大きな差が出ます。
また40代や50代になってからの婚活は、さらに厳しくなりますので早めに始めたほうがメリットは大きいと言えます。
今回はシングルマザーが婚活で直面する不安を乗り越えて、幸せを掴むためのヒントを解説していきたいと思います。
この記事が第一歩を踏み出すきっかけとなることを願っております。
この記事でわかること
今や再婚は当たり前?日本の離婚率と再婚率
2019年6月に発表された厚生労働省の「人口動態統計の年次推移」によると、2018年の年間離婚件数は208,333組で、2002年の289,836組をピークに年々減少傾向にあります。
しかし、離婚件数(208,333組)と婚姻件数(586,438組)から離婚率を算出すると35.5%となり、3組に1組以上が離婚している計算になります。
この結果から、今の時代は離婚することは珍しいことではないと言えるでしょう。
また、2016年人口動態調査「夫妻の初婚-再婚の組合せ別にみた年次別婚姻件数および百分率」によると、「夫婦ともに再婚またはどちらか一方が再婚」というケースは全婚姻件数のうち26.7%となっており、3分の1近くが再び新しいパートナーを見つけて再婚していることがわかります。
引用元:厚生労働省
再婚もまた離婚同様珍しいことではありませんので、一度失敗したからといって諦めるのではなく、失敗経験を次の行動に活かすぐらいの気持ちでいることが大切です。
シングルマザーの婚活は難しい?バツイチ子持ちの婚活事情とは
シングルマザーであることが婚活において不利なのか、というと実はそうでもありません。
たしかに「バツイチ子持ち女性」を狙って婚活をしているという男性はあまりいないかもしれません。
多くの男性が「結婚経験なし・子なし」の独身女性を条件として、パートナー探しをしているのが現状ですが、当然ながら「結婚」に対する考え方には個人差があります。
「好きになった女性がたまたまバツイチ子持ちだったけど、好きな気持ちには変わりないし、子供も一緒に幸せにしてあげたい」と考えている男性だって大勢いるのです。
そのためシングルマザーでも、幸せな再婚をしている女性がたくさんいるのも事実です。
シングルマザーの魅力と男性たちのホンネ
一度結婚生活を経験している女性は、一般的な「未婚女性」と比べて包容力、理解力、母性、家事経験など秀でているといえるでしょう。
結婚経験や育児経験があるからこその「大人としての考え方」「母親としてしっかりとした女性」「現実を見られる冷静さ」に対して、魅力を感じる男性も少なくありません。
さらに妊娠・出産経験があるシングルマザーは、メンタル的にもかなり強い傾向があります。
ちょっとしたことでは動じない強さを持ち合わせているため、大人の女性としての魅力や母性が溢れんばかりの人も多いのです。
男性は基本的に子供に近い存在ですので、母親としての経験を積んでいると男性の「多少のわがまま」を聞いてくれたり、男性の話しに対して「聞き上手」だったり。
男性からするとそういった母性的なところに惹かれるのでしょう
また、温かい家庭にあこがれを持っている男性は、料理が上手な女性にとても魅力を感じますので、一度胃袋を掴まれると離れることはできません。
さらに元々子供好きな男性なら、最初から温かい家庭が揃っているので、そんな食事の場はとても心地よく感じることでしょう。(※子供の反応はさておき…)
そのため離婚歴のある女性は、意外と男性からモテるといわれています。
「どうせ私なんかバツイチのシングルマザーだし…」とバツイチ子持ちを引け目に感じず、まずは一歩踏み出してみましょう。
シングルマザーが婚活で成功する5つの秘訣
シングルマザーが婚活で成功するための秘訣について、その心構えとポイントを5つほど解説していきます。
お相手に嘘をつかない!
シングルマザーが婚活をする上で一番大切なことは、お相手の男性に嘘をつかないということ。
離婚した理由やシングルマザーになった事情はもちろんのこと、現在の状況についても早い段階で、伝えるようにしましょう。
「デートを数回重ねてから話せばいい」「聞かれるまでは言わなくてもよい」と思っている女性も少なくありませんが、後だしすると印象が良くないものです。
また、最初は「言いにくいから」「マイナスの印象を持たれるとイヤだから」といった理由で、ついつい嘘をついてしまいたくなるかもしれません。
しかし、何度もデートを重ねてから真実を話して「お断り」されてしまった場合には、かなり時間のムダになることも考えられます。
大事な話はできるだけ早めに伝えることが「シングルマザーの婚活」においては、とても大切なことです。
とはいっても、やはり離婚理由や細かい事情に関しては「初対面の相手にすぐ話すのはちょっと…」と躊躇してしまうかもしれません。
気心の知れていない相手には、あまり話したくないことも含まれていることが多いですからね。
その場合には、生々しい詳細は省いてしまってもまったく問題ありません。
「元旦那の浮気があって…」「価値観がどうしても合わなくて」など、本当のことを簡潔に伝えればOKです。
もし、そのときにお相手が突っ込んだ質問をしてきたときには、答えられる範囲で少しずつお伝えするようにしましょう。
離婚歴やシングルマザーについて悲観的に捉えない
これから前を向いて婚活をしていくのであれば、過去の離婚経験やシングルマザーであることを悲観的に捉えてはいけません。
とくに、「前夫はこんなに酷い人だったし…」「結婚するのが怖い」などといった感情を引きずっていると、婚活で出会ったお相手にも不思議と伝わってしまうものです。
慎重になることと、悲観的になることはまったく異なります。
また、バツイチでシングルマザーだという自分のことを「恥ずかしい」と思うのも絶対にNGと捉えた方がいいですね。
前述のとおり、昨年に208,333組が離婚していますので、バツイチでシングルマザーなんて決して珍しいことではありません。
離婚歴のある女性は「どうせ私なんか…」という言葉を口にしがちですが、これは禁句。
せっかくあなたに対して時間を割いてくれている相手に、不快な思いをさせる恐れがあります。
自分で「自分の価値」を下げるような言動は避けてください。
婚活をすると決めたのなら、新しい出会い・恋・結婚を目指して、「今度こそ幸せを掴むんだ!」という前向きな気持ちで活動していくことが何よりも大切です。
バツイチだからこそ!家庭的な面をアピールする
シングルマザーが婚活をする際には、家庭的な面を積極的にアピールしていきましょう。
料理や洗濯、掃除などの家事に慣れていることは、結婚経験のある「バツイチ」だからこその大きなアピールポイントになります。
たとえば、お相手の男性と好きな食べ物の話をしているときには、「〇〇さんが好きな食べ物、覚えておきますね!私がいつか作って、〇〇さんに食べてもらいたいです」と、さりげなく笑顔で返すのも有効的です。
男性は、ハッキリ言ってこういった言葉に弱い生き物です。
あなたが台所に立っている姿をリアルに想像しやすくなるので、一緒に生活することをグっと身近に感じさせることができるでしょう。
また、シングルマザーで子供をきちんと育ててきた「愛情の深さ」も、男性からしてみれば魅力的に感じられるケースも少なくないのです。
もちろん、お相手とのデートや食事で「自分の子供の話」ばかりするのは良くありませんが、「家庭的」「母性」「愛情の深さ」といった3つのポイントを上手に伝えてみてくださいね。
女性らしいファッションを心がける
上記で、「家庭的な面」をアピールするとよいといったお話をしましたが、ここで勘違いしてはいけないのが、家庭的であることと「生活感」が出過ぎてしまっていることはまったく別物です。
離婚を経験したり、シングルマザーで毎日さまざまな苦労をしてきた女性は、ひとつ間違えると「人生に疲れた感」が前面に出てしまうことも。
もちろん、「子育てが大変すぎて、自分のオシャレどころじゃない」といった言い分もわかります。
しかし、婚活をスタートして新しいパートナーを見つけようとしているのであれば、メイクや髪形、服装にもしっかりと気を配り「女性らしさ」に磨きをかけるようにしましょう。
「美容院なんて、もう1年も行ってない」「スキンケアをまともにやっている時間なんか無い」「服は汚れが目立たなくて動きやすいものしか持ってない」なんて状態はハッキリ言って論外です。
出産を経験した女性はホルモンバランスが乱れているケースも少なくありません。
そのため、以前より髪の毛がパサパサになったり、お肌が乾燥してカサカサになってしまうことも多いといいます。
このままの状態では、「なんだか随分と疲れ切った女性だな…」と思われてしまう可能性も。
婚活をはじめるタイミングで、ファッションやスキンケアなどの自分磨きも、できる範囲で構わないので再スタートするように心がけましょう。
お相手の条件は広く!年上が狙い目
シングルマザーが新たなパートナーを婚活で探すときには、お相手の条件は広く設定することが大切です。
男性の年齢によっては、「子持ち女性はちょっと…」と敬遠されてしまうこともあるのが現実。
20代、30代の男性の多くは、当然「自分の子供が欲しい」と思っているものです。
男性の年齢が若ければ若いほど、結婚というものに対する理想や夢が強い傾向があり、「自分以外の男との子供と暮らすなんて正直ムリ…」と考えている人も少なくありません。
逆に、落ち着いた年齢層の40代、50代は「前夫との間の子でも大切にするよ。だって、君の大切な子供でしょ」など、かなり柔軟な考え方ができる男性が多いのも事実です。
そのため、シングルマザーの場合には初婚・再婚関係なく、年上男性をターゲットにすることをオススメします。
バツイチ女性がやりがちな失敗と注意するべきポイント
バツイチのシングルマザーが婚活をする際には、以下の3つのポイントを見失わないようにしましょう。
- 1.あなたが本当に結婚したい相手を見つける
- 2.その上で家族を大事にしてくれるお相手であるかどうかを、しっかりと見定める
- 3.お相手の男性を「父親候補」として選定しない
バツイチのシングルマザーが婚活中に陥りがちな失敗は、「自分の結婚相手探し」ではなく「子供の父親探し」になってしまうこと。
しかも、自分では気づかないうちにやってしまうミスなのでかなり厄介です。
もちろん、子供の気持ちは大切。とっても繊細ですからね。
年齢によって「多感な時期」の場合には、新しいお父さん(あなたの新パートナー)をなかなか受け入れられないことも珍しくありません。
しかし、相手の男性は「自分のパートナーとしての女性」を求めています。
これはまぎれもない事実です。
当然ですが、子供の父親になることを目的として婚活している男性はほとんどいません。
そのため、お相手の方を「ひとりの男性」として見るのではなく、「父親候補」として婚活を進めはじめてしまうと、男性側から違和感を持たれてしまったり、恋愛対象としての良好な関係が長続きしなくなってしまいます。
逆の立場で考えると、恐らく納得できるのではないでしょうか。
あるバツイチ男性(子あり)が、あなたのことを「ひとりの女性」としてではなく、「母親候補」として接してきたら…正直よい気分がしないですよね。
「子供の母親が欲しいだけなんでしょ!」とお相手に対する気持ちも冷めてしまうかもしれません。
ぜひ参考にして、あなたが婚活をする際にも十分注意するようにしてくださいね。
シングルマザーにオススメの婚活はコレ!
シングルマザーが婚活をはじめようと思ったときには、婚姻歴のない独身女性と同じ土俵で戦ってもあまり効率が良くありません。
そのため、シングルマザーやバツイチに理解のある男性を集めた「婚活パーティー」や、シングルマザー向けプランを用意している「結婚相談所」を利用するのがオススメ。
さまざまな婚活パーティーを企画しているPARTY☆PARTY
PARTY☆PARTYでは、婚姻歴に理解のある方、再婚したい方向けの企画を行っています。
女性は20代後半~40代後半までの方が参加でき、料金も2,000~4,000円程度とリーズナブルな価格なのも嬉しいポイントでしょう。
お子様の同伴のパーティーもありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
結婚相談所のNOZZE(ノッツェ)
ノッツェでは、シングルマザーのための特別料金プランを用意してくれています。
入会金30,000円(税抜)と情報提供料39,000円(税抜)がかかりますが、活動初期費用は無料で、月会費も3,000円(税抜)と通常価格と比べて、かなりお手頃価格です。
子供と暮らしながら婚活を進めていくのは大変かもしれませんが、このような相談にも親身に耳を傾けてくれるスタッフがいるため、ひとりで悩みながらお相手を探すよりもずっと安心して活動ができるでしょう。
まとめ|第一歩を踏み出してみよう
今回は、幸せになりたいシングルマザーを応援するべく、バツイチ子持ちの婚活事情から幸せを掴むための心構えや注意点について解説してきました。
離婚歴や子持ちなどの事情があると、なかなか婚活に踏み出せない女性も多いかもしれません。
しかし、実際に勇気を出して婚活をスタートすることで「新たな人生」を歩みはじめている人もたくさんいます。
次はあなたの番です。
素敵な未来を手に入れるための一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
夏目かをる
シングルマザーの婚活の大きな要は、いつ子供を相手に紹介すればいいかということです。気に入った相手と交際してからが良いのか、それとも交際前がいいのかという悩みを持つ女性が少なくありません。
悩んだ時は、親しい友人に相談することをお勧めします。また男友達や、美容院のスタイリストなど話しやすい男性に、意見を聞くのも良いでしょう。とにかく、一人で悩むを抱え込まないことですね。
また結婚に向けて進展していった時に、結婚相手との間に子供を作るかどうかという大きな問題を避けないでください。結婚前に将来のことを話し合う大切さも知っているシングルマザーだからこそ、ぜひ話し合ってみてくださいね。
監修者情報
夏目かをる
コラムニスト、小説家、ライター。 秋田県出身。立教大大学文学部日本文学科卒業、出版社勤務の後に、フリーのライターや編集に。 2万人以上のワーキングウーマンの恋愛や婚活、結婚を取材、執筆。
編集部
本記事は婚活レコメンドを運営するつなぐマーケティング株式会社の編集部が企画・執筆を行っています。